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第27回 美酒会 ―フランス料理と日本酒マリアージュ― スープ~メイン編

2017-09-19 09:48:03

フランス料理において
スープというのは

魚料理や肉料理などのメインの前に提供されて
ガツンとしたメイン料理を食べる準備を整える
という役割をしているのだと
シェフから聴きました。

でも今回は
これにも津島屋を合わせてしまおう!
ということで
やっちゃいましたよ。

【スープ】しめじのクリームスープ


⑥津島屋 播州産山田錦 純米 瓶囲い 25BY

約3年9か月熟成させたタイプで
今回のラインナップの中では一番熟成したもの。

5月の大阪天満宮で行われた
「上方日本酒ワールド」で特別に使用したものです。

上方日本酒ワールドの記事はこちら↓
https://ameblo.jp/sakurasakeshop/entry-12272720481.html

あれから更に5か月超寝かして
より丸みと旨みが出てきていましたので
55℃超のお燗酒にして合わせました。



「まさかスープと日本酒を合わせるなんて!」
「しめじの旨みと津島屋の旨みが本当に良く合ってるね」

「してやったり!」です♪
日本料理のなかで、
お椀物や鍋など
出汁のあるものをお燗酒を合わせることは良くあっても
フランス料理のスープと日本酒を合わせることは
ほとんどありません。

冒頭にも言いましたが
スープはあくまでも
メインのための助走、だから。

だけど、この組み合わせも日本酒の懐の深さを感じてもらえたな
と思います!

―マリアージュのコメント―
とろんと円やかなスープの甘さと酒のトロミ、穏やかさが同調。
ほくほくとした米の旨みをお燗にして引き出して、温度も合わせる。
しめじのアミノ酸をより引き立てるような下支え系。

そしていよいよメイン。

【メイン】活きオマール海老のソテー ソースアメリケーヌ


⑦津島屋 石狩産吟風 純米 瓶囲い 28BY

このオマール海老
生きたままカナダから空輸されたもの!
ソースにはオマールエビの殻を煮詰めた「アメリケーヌ」で。
海老の味噌も凝縮されて
濃厚な旨みがたまりません。

ぷりっぷりのオマール海老の身の弾力と旨味に虜です。

じつはこちらのメイン
3年半前の第一回美酒会のメインでお出ししたこともあって
私の中ではかなり感慨深いお料理。

合わせるお酒は
北海道さんの酒米である「吟風(ぎんぷう)」を使用した
純米酒を一度加熱殺菌処理を施して
半年弱熟成させたものです。

「この組み合わせは鉄板だね~」
「完璧なマリアージュ☆」

と言ってもらえたのも
何度もこのメニューを合わせたことがあったことや
前もって利き酒&利き食をしているからかもしれませんね。

―マリアージュのコメント―
ドライな白ワインのように
キレと鋭さがある吟風の後切れの良さが
香ばしいオマール海老の香りと香ばしさを引き立てて下支え。
骨組みを酒が造ることで
その上に建つオマール海老の身の甘みと
ソースの濃厚さがよりふくよかに。
輪郭は酒が最後まとめ上げてくれる。

キッシュに合わせた
④津島屋 信州産美山錦 純米 瓶囲い 26BY
では熟成感が強く出ていて
一口目はよかったんですが最後まではくどくなって重かった。

流れの中で選ぶことで
一口だけの利き酒や利き食では分からない
ストーリーや盛り上がりなども表現することができると
あらためて感じた今回のメインでした。

次回は
デザートとフロマージュ(チーズ)編です。