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日本酒は悪酔いする?@第11回 賛否両論酒会

2017-06-20 11:06:32

父の日の6月18日(日曜日)
第11回目となる賛否両論 名古屋さんでの
賛否両論酒会を行いました。


今回は、初めてご参加の方が多く
また、事前に日本酒が苦手な方が
お越しになられるとお聴きしていたので
特にわくわくしていました。



ご参加くださいましたみなさま、
本当にありがとうございます。


この、「日本酒が苦手」というかたは
よく聴いてみましたところ
以前日本酒を飲んだ時に飲みすぎて
大変なことになったことがトラウマになっていて
それ以降日本酒を飲むのを控えている
ということでした。

居酒屋さんで多い「飲み放題」では
90分間というような時間制限が付いていて
おまけに添加物が多い日本酒がラインナップされ
元を取ろうと短時間でたくさん飲むことが多いように思います。

お料理と日本酒の相性を味わう
などということはほとんどない。

悪酔いして当たりまえです。


大切なのは
野菜を作ってくださった農家の方
魚を取ってきてくださった漁師の方
鶏、豚、牛などを育ててくださった畜産家の方
そして
それを育んでくれた自然
その全てに感謝をして
「いただく」こと。

「いただきます」という言葉には
日本のおもいやりの心と
あなたの命をいただく、という
意味が含まれています。

お料理と日本酒の相性もさることながら
ゆったりと想いを込めていただくことで
心も豊かになります。



今回のお酒のラインナップはこちら。
左から

①宮城「愛宕の松 Sparkling」

②宮城「超濃厚ジャージーヨーグルト酒」

③島根「開春 超辛純米 神の舞」

④愛媛「石鎚 夏純 特別純米」

⑤宮城「伯楽星 純米吟醸」

⑥宮城「勝山 暁 純米大吟醸 遠心しぼり」

⑦岐阜「竹雀 生酛純米 生原酒 岐阜県産山田錦」


乾杯に
①のスパークリング日本酒をまずそのまま。

そこへ同じ蔵元が造るヨーグルトのリキュール
②ジャージーヨーグルト酒を
①が4、②が1の割合になるようにブレンド。

「日本酒だけのときは鋭かったけど
このヨーグルト酒を入れるとものすごく丸くなるね」

とお客様が仰るように
甘みとトロミをプラスして
食欲をわかせるような乾杯にしました。


【前菜】

間髪入れずにこちらの前菜を合わせます。

お酒の甘さと発泡感、お料理の酸味とアスパラの繊維質、
粘り氣のある長芋に酒が寄り添うような形。



【揚物】

ライムと塩、それぞれで2種類の揚げ物を。
4通りの組み合わせで。
③の開春の冷酒を合わせました。

乾杯と前菜の組み合わせが甘みが強かったために

「この開春はものすごくすっきりしてて水みたいだね」

という声も。

「日本酒って実は美味しいんですね」とは

日本酒が苦手だと仰っていた方のお声。

合間合間に、同じくらいの量のお水を飲むことも
忘れないでくださいね。
その場の酔いも、翌日のつらさも和らげてくれます。
和らぎ水、と呼んでいます。


【椀物】

この出汁がまた透明感があって穏やか。
④の石鎚を55℃程度に温めて。

「温かいお料理には熱燗なんですか?」

というお客様のご質問。
必ずそうというわけでもないのですが
温かいお料理には温かいお酒のほうが
口の中でお互いが仲良く重なり合う印象が多い。

冷たいお料理が温かいお酒でぬるくなったり
また温かいお料理が冷たいお酒にひっぱられたり
というところが心地よくないと感じるときもあります。

特にお椀に関しては
温めたお酒の方がその出汁や食材の旨みを
やさしく下支えして余韻を長く楽しめるような
そんな感覚がありますね。



【造り】

3種類の赤身、白身、青背の魚を
それぞれ特別に仕込まれた醤油でいただきます。

⑤伯楽星の純米吟醸は
極力甘みを抑えたキレと硬さのある
「究極の食中酒」。

とくに手前の鯖には良く合いました。

「これだけで1時間くらい飲んでいられるね」
という猛者のかたも(笑)




お客様をお出迎えするにあたって
いつも季節の折り紙を添えてくださいます。
今回は紫陽花。
スタッフのゆうきさん、ありがとう!

色々な器でお酒をお出しします。

「器を選ぶときって、何を考えたらいいんですか?」

という鋭いご質問も。

口径の広さ
背の高さ
縁の薄さ
器の素材
曲線

色々と語らせてもらいましたが
結局最後はお客様のお好み。

あなた好みの器を選んでくださいね。



【八寸】

味わいの違うもの全てに合わせるのは難しい
⑥の勝山はボリュームのある旨みとミネラルたっぷり。

赤ワイングラスで、特に手前の鮑と合わせました。

「ワインみたいに、すごくとろみがグラスに残るね」




【焼物】

頭や肝のえぐみと合わせた⑦の竹雀は
今年初めてリリースされた
蔵付天然酵母が醸した「生酛」造りの生原酒。

力強い旨みと鋭いキレ、ボリュームのあるフルボディタイプ。
生原酒ですが、まずは常温で。
そのあと60度近くまで温度を上げて。

「お燗酒はやっぱり美味しいね!」

生酒だから冷酒で飲まなきゃいけないって
そんなことはないんです。

美味しい飲みかた、探してみてくださいね。



【蒸し物】

酸味も効いた茶碗蒸しに合わせて
③開春をお燗酒で。

鋭いお酒がお料理のやわらかさを際立たせ
より旨みを感じさせてくれました。



【デザート】
6種類の中から2種類をお選びいただきました。

これにも
②ヨーグルト酒をロックにして合わせました。



丹下料理長、
いつも特別な献立をたててくださって
ありがとうございます。

毎回、組み合わせるのが楽しくて仕方ありません。


また次回も
宜しくお願いします。